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パナソニック、ドイツのソフトウェア会社の全株式を取得 次世代コックピットシステムの実現へ
大手総合電機メーカーのパナソニック【6752】は、ドイツのソフトウェア開発会社OpenSynergy GmbH(以下「オープンシナジー」)の全株式を、7月22日に取得し、子会社化したと発表した。
パナソニックは、オートモーティブ事業を高成長事業と位置付け、「快適」「安全」「環境」の3つの領域において事業貢献を目指している。
現在の車載コックピットシステムは、ナビゲーション・オーディオなどのマルチメディア機能とヘッドアップディスプレイなどへの警告表示による運転者支援機能とが別のシステムによって制御されている。今後、これらの機能を連携させ、運転者へ直感的に分かりやすく情報を伝えるために、オペレーティングシステムレベルからのシステム統合が求められている。
オープンシナジーが保有するソフトウェア技術は、複数の異なるオペレーティングシステムを1つのシステム上へ統合することができ、マルチメディア機能と運転者支援機能とが統合された次世代コックピットシステムを実現することができると判断、今回、子会社化したもの。