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産業革新機構、難病治療の新薬開発のキュラディムファーマへ出資

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官民出資の投資ファンドである産業革新機構(以下「INCJ」)は、明治ホールディングス【2269】の製薬子会社Meiji Seika ファルマが、多発性硬化症の治療薬候補物質の全世界における、研究、開発、製造および販売に関する権利を、キュラディムファーマにライセンスし、キュラディムファーマに対して、INCJが研究開発資金として10億円を上限に出資すると発表した。

キュラディムファーマは、国内製薬会社等からアーリーステージ・シーズを導入し、多発性硬化症などの免疫領域を中心とした難治性疾患に対する新薬の開発を行い、未だ満足な治療法がない医療ニーズ(=アンメットメディカルニーズ)の高い疾患の治療に貢献することを目指し、2016年6月29日に設立。

キュラディムファーマは、今回の出資金を活用して、多発性硬化症治療薬の研究開発に取り組むとともに、次なるシーズの探索や新薬開発を推進する人材も補強する考え。

INCJは事業推進に必要な資金の提供、社外取締役等の派遣、開発体制の強化等の経営サポートを通してキュラディムファーマを支援するもの。