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SRAホールディングス、国際金融決済センターのHackettと業務・資本提携

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純粋持株会社のSRAホールディングス【3817】は、主たる事業会社であるSRAが、Hackett Enterprises Limited(以下「Hackett」)と業務・資本提携契約を締結すると発表した。

Hackettは、世界の主要な国際金融決済センターのひとつである香港に本社を置く、持ち株会社であり、傘下のグループ企業は、香港において、融資、証券、保険、投資顧問等、多彩な事業を展開している。また、中国の重慶市においてもグループ企業が中小企業経営者向け小口貸付、個人向け小口貸付を中心に、不動産や自動車等の担保付貸付などの事業を積極的に推進し、保険業にも注力している。

Hackettは、香港のほとんどの金融機関および中国大手国有金融機関(CITIC、中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行、招商銀行等)と良好な関係にあり、資本・業務等のパートナーシップ関係も築いている。また、Hackettは、重慶市との関係も良好であり、市場が成熟しつつある中国沿岸部から、高度な成長が期待できる中国内陸市場へと、市場開拓を展開するための窓口としての役割が大いに期待される。

今回の業務提携により、SRAは、SRAグループの「強み」である金融分野の業務知識・ノウハウ を活かして、Hackettの事業推進を支援する。他方、Hackettは、傘下のグループ企業において、SRAグループの金融分野の業務知識・ノウハウを活かした製品・サービスを積極的に導入するとともに、Hackett独自の金融機関や重慶市との良好な関係に基づくビジネスリソースを積極的にSRAに提供・紹介し、SRAが金融分野の業務知識・ノウハウを活かした製品・サービスを香港、中国(特に中国内陸市場)、台湾において拡販する際の支援を行う。

また、今回の資本提携には、①「本業務提携の実効性を高め、より緊密な協力関係と信頼関係を築く」という側面がある一方、 ②「Hackettの成長を支援し、上場後、状況に応じてキャピタルゲインを得る」 という純投資(株式取得)としての側面もあり、SRAはHackettの発行済み株式総数の25%に相当する株式を35億円で取得する投資を行うもの。