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旭化成、クリーナー事業を子会社へ承継 さらなる事業拡大へ
事業持株会社の旭化成【3407】は、高機能マテリ アルズ事業本部の添加剤事業部で営んできたクリーナー事業を、吸収分割の方法により、100%子会社である旭化成アドバンスに承継させると発表した。
旭化成は高機能マテリアルズ事業本部において、塗料原料や添加剤、化薬、交換膜、電子材料等の高機能素材の製造・販売を行っており、添加剤事業では医薬や食品向け添加剤、医薬品の精製溶媒、化粧品原料事業およびクリーナー事業などを展開している。一方、旭化成アドバンスでは、繊維、樹脂、化学品、建材等の幅広い素材の商社機能を有し、クリーナーの販売活動も行っている。
今回、添加剤事業におけるクリーナー事業を旭化成アドバンスに移管することで、同社の持つ営業拠点、市場とのつながりを活かし、さらなる事業の拡大を目指すことができると判断し、本吸収分割を行うこととなったもの。