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大日精化工業、台湾のプラスチック用着色剤メーカーを子会社化 アジア生産拠点の確保へ

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顔料や着色剤等の製造販売を行う大日精化工業【4116】は、台湾のプラスチック用着色剤メーカーである亞祿股份有限公司(以下「亞祿」)の株式を取得し、子会社化したと発表した。

大日精化工業は、顔料、プラスチック着色剤やインキ・コーティング剤、顔料分散体などを製造、さらに能性材料や樹脂合成の開発力で高い評価を得ている。拠点としては、世界16の国・地域に23営業・生産拠点を展開している。

大日精化工業と亞祿は、2009年からプラスチック用着色剤の生産において業務提携してきたが、アジアでのプラスチック用着色剤の販売拡大に伴い、生産拠点確保の必要性が高まり、今後の業務を円滑に推進するために、今回亞祿を子会社化するもの。

大日精化工業は、今後もグローバル化を推進し、事業基盤の強化を図りたい考え。