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スターティア、子会社クロスチェックの株式を一部譲渡 事業の選択と集中へ
電子ブック、ITネットワーク環境からファシリティまで、オフィスのトータルコンサルティングを手掛けるスターティア【3393】は、100%出資する連結子会社であるクロスチェックの発行済株式の一部を譲渡すると発表した。なお、譲渡価額は3000万円。
スターティアグループは、平成26年11月4日に、一括請求という商材を基盤としてカスタマーとのリレーションを築き、幅広い分野へ営業展開を行い、全てのカスタマーに対しワンスト ップサービスを実現するためクロスチェックを設立し、ITインフラ関連事業の一つとして 一括請求サービスを中心とした事業を行ってきたが、その後、クロスチェックの事業拡大によって一括請求サービスの範囲がスターティアグループの事業領域であるIT分野の外へ と広がってきたこと、またクロスチェックより、今後の更なる事業拡大のため、スターティア以外からも資本を受け入れ財務基盤の拡充を図りたい旨の要請があったため、スターティアグループにおいては主力分野に事業の選択と集中を徹底するため、クロスチェック株式の一部譲渡を決定したもの。
また、クロスチェックは平成28年6月29日開催の同社臨時株主総会において、第三者割当増資を決議しており、当該増資の払い込みが完了した場合、スターティアのクロスチェック株式保有比率は42.31%となり、スターティアの連結子会社から、持分法適用関連会社へと変更される。