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電算、ティー・エム・アール・システムズを子会社化 相互発展・事業拡大へ

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長野県・新潟県を地盤とする総合情報サービス企業である電算【3640】は、健診システム、IVF管理システム、検体検査システムのメーカーであるティー・エム・アール・システムズの全株式を取得し、100%子会社化すると発表した。

ティー・エム・アール・システムズは、創業来一貫して医療情報処理に特化し、医療分野における商品群(総合健診システム、検査システム、IVF(不妊治療)管理システム)、ノウハウ、顧客網、開発実績を有している。

一方、電算が保有する医療分野向けパッケージは、医療機器管理システム(MAViNCloud)、医薬品在庫管理システム、給食管理システムなど業務系のシステムがメインの商材である。

今回、診療系パッケージシステムをメインとしているティー・エム・アール・システムズをグループに取り込むことで、お互いの商談時において商品優位性を訴求することができ、相互発展と電算グループの企業価値向上を図ることができると判断したもの。

今後拡大が予想される不妊治療マーケットにおける戦略商品であるIVF管理システムについては、競合他社が少なく、また導入済みの病院・クリニックも一部であり、今後さらに需要が高まる見込みであるため、早期にシェアを獲得し、事業拡大を図りたい考え。