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産業革新機構、スマートインサイト株式を内田洋行に譲渡

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官民出資の投資ファンドである産業革新機構(以下「INCJ」)は、保有するスマートインサイトの全株式について、内田洋行【8057】に譲渡すると発表した。

スマートインサイトは、検索を用いたアプリケーションのソフトウェア「SMART/InSight」を独自に開発、企業内外に散在する情報の分析・活用を実現している。本製品は、既に国内自動車メーカー等、多数の大企業で導入実績を持ち、短い導入期間、低いコストで、品質情報分析を通じた設計効率化、購入履歴分析を通じた顧客対応の改善等に大きな効果をあげられるツールとして高い評価を受けている。その後、ビッグデータを分析する企業向けソフトウェア「SMART / InSight G2シリーズ」を販売するとともに、2015年4月には、新たに、多様なデータを統合し可視化を容易にする次世代型製品の「New SMART InSight MμgenTM」を開発し発売するに至った。

IoT時代の到来とともにビッグデータ分野の市場における動きが加速化する中、INCJはじめ関係者は、大手事業者に対する本格的な導入においてスマートインサイトの技術、製品を活かしていくには、事業会社のサポートが必要であると判断、今回、内田洋行がスマートインサイトの全株式を取得するもの。