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エフピコ、上田包装企業を子会社化 物流・販売ネットワークの活用へ
食品トレー、弁当・総菜容器を製造するエフピコ【7947】は、食品用包装資材用品販売の上田包装企業の株式を取得し、同社を連結子会社とすると発表した。なお、株式取得後、平成28年7月1日をもって、上田包装企業の社名を 「エフピコ上田」に変更する予定。
エフピコは、スーパーやコンビニなどで使用される食品トレー容器製造メーカーであり、惣菜容器、弁当容器、小分け販売容器、汁物商品容器など、エフピコグループの製品は多岐にわたっている。全国を網羅するインフラネットワークを最大限に活用し、サプライチェーン・マネジメントシステム(SCM)を導入、開発力・購買力・生産力・物流力・リサイクル・情報ネットワークをより高次元で有機的に結合し、これまで培ってきたリソースとグループ間の連携をよりスピードアップすることで、サービスレベルのさらなる向上を目指している。
一方上田包装企業は、鳥取県米子市において昭和35年に創業し、山陰地方のスーパー並びに食品加工会社に食品用包装資材を販売する老舗企業である。
上田包装企業がエフピコグループに加わることで、エフピコの物流ネットワーク及び販売ネットワークのさらなる活用によって、顧客により付加価値の高いサービスを提供していくことが可能となり、グループの企業価値向上に資すると判断、今回完全子会社化するもの。