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昭和シェル石油、会社分割により潤滑油事業を分社化

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石油元売大手の昭和シェル石油【5002】は、潤滑油事業(以下「本件事業」)の分社化を目的とする100%出資会社(以下「準備会社」)を設立し、昭和シェル石油が本件事業に関して有する権利義務の一部を準備会社に対して承継させる吸収分割を行うと発表した。

石油業界において業界再編の機運が高まっており、また、平成27年7月30日付プレスリリース記載のとおり、ロイヤル・ダッチ・シェルグループが競争法上の当局の審査の完了等を条件として昭和シェル石油の株式の売却を合意している中にあって、昭和シェル石油は現在の潤滑油事業を維持・発展していくためにどのような方策が最も望ましいか検討を進めてきた。

その結果、取引先に安定した潤滑油を継続して供給できる体制を確立すること、また、国内のみならず海外においてロイヤル・ダッ チ・シェルグループとの協働体制を維持・構築することで、海外の取引先が期待する商品及びサービスの提供を維持・拡大することを目的として、本件事業を会社分割により分社化する方針を決定したもの。