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ダスキン、マレーシアのドーナツショップチェーンを子会社化 業容拡大へ

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清掃用具レンタルや「ミスタードーナツ」のチェーン展開を行うダスキン【4665】は、マレーシアおよびカンボジアでドーナツショップを展開するBig Apple Worldwide Holdings Sdn.Bhd.(以下「BAWH」)の株式90%を取得し、子会社化すると発表した。

ダスキンは、環境衛生・美化関連の商品レンタル、役務提供サービス等の訪問販売および各種フード事業を、国内外で展開してきた実績がある。フード事業としては、日本国内においては、約1300店舗でドーナツ・飲茶を販売する「ミスタードーナツ」の他、「カフェデュモンド」「かつアンドかつ」「ベーカリーファクトリー」等を展開。海外においては、現在、中国・台湾・韓国・タイ・フィリピン・マレーシア・インドネシアで「ミスタードーナツ」を展開している。

BAWHは、平成18年設立、マレーシア・カンボジアにおいて「BIG APPLE」ブランドを展開するドーナツチェーンである。主に20歳代を中心とする若年層に支持されている人気ブランドで、売上高・店舗数ともマレーシア最大規模を誇っている。

ダスキンは既にマレーシアにおいてミスタードーナツを展開、40歳代を中心とするファミリー層に支持されている。

若年層に支持されているBAWHの「BIG APPLE」とは互いに補完しあうブランドとして共存可能であるだけでなく、BAWHの持つマレーシアにおけるビジネスのノウハウと、ダスキンのフランチャイズビジネスによる多店舗化のノウハウを融合すること及び購買・物流面での効率化を図ることは、より多くの顧客に高付加価値の商品・サービスを提供することにつながり、業容拡大にしするものと判断、今回の子会社化に至ったもの。