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豆蔵ホールディングス、アイキュームを子会社化 ビジネス・ソリューション部門拡大へ
情報サービス事業と半導体事業を行う企業を傘下にもつ持株会社の豆蔵ホールディングス(以下「豆蔵HD」)【3756】は、アイキュームの全株式を取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は非開示。
豆蔵HDグループは、グループ各社の有する最先端技術やノウハウ、製品を融合することで、情報戦略策定からシステム開発までの一貫した「ITと経営の密接な連携」を実現し、顧客の企業価値向上を支援してきた。また、持株会社の特長を生かし、M&Aを含む事業基盤の整備・拡大や事業分野の見直しを機動的に行っている。
一方、アイキュームは、オープンソースソフトウェアのCMS製品であるDrupalを利用したWebサイトやWebアプリケーションの構築技術に熟知しており、大規模Webサイトやデジタルアーカイブシステムの構築を多数手がけている。同社の業績は順調に推移しており、Drupalのマーケット拡大を狙い事業上のパートナーとして協業可能な株式譲渡先を探していた。
そこで豆蔵HDグループは、当該企業が健全かつ優良な企業であり、ビジネス・ソリューション部門の拡大への寄与が見込まれるため、株式の100%を取得し、完全子会社とするもの。