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エヌ・ピー・シー、太陽光パネルのリサイクル・リユース事業の合弁会社を設立

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太陽電池製造装置や真空包装機を手掛けるエヌ・ピー・シー【6255】は、浜田との間で太陽光パネルのリサイクル・リユース事業に関する合弁会社を設立すると発表した。

国内においては、平成15年度のRPS制度および平成24年度の再生可能エネルギー固定価格買取制度の導入以降、太陽光発電システムの設置が急速に進んでおり、将来的には設備寿命を迎えた太陽光パネルや品質不良の太陽光パネルが大量に排出されることが予想される。このため、環境省では太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドラインを作成する一方、経済産業省では太陽光パネルの低コスト分解処理技術や、撤去・回収・分別技術などの研究開発を民間に委託するなど、政府としても太陽光パネルの大量排出問題への取り組みを進めている。

このように、太陽光パネルのリサイクル技術の整備が社会的に必要不可欠なニーズとなる 中、エヌ・ピー・シーは従来の太陽光パネルの製造装置、OEM生産、検査機器・サービスの提供に加え、太陽光パネルの解体装置技術の研究開発を進めている。一方、浜田は40年以上に渡って産業廃棄物処理・リサイクルのノウハウを蓄積し、全国的なネットワークを構築している。

両社の間で合弁事業を行うことで、それぞれの強みを相乗的に発揮し、太陽光パネルの リサイクル・リユース技術を早期に確立して大量排出問題の解決を図ることができるものと している。

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