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三井住友FG、SMBC日興証券・SMBCフレンドの合併に基本合意 証券事業の競争力強化へ

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金融グループ持株会社である三井住友フィナンシャルグループ(以下「SMFG」)【8316】は、傘下にあるSMBC日興証券(以下「SMBC日興」)とSMBCフレンド証券(以下「SMBCフレンド」)の合併について、SMFG・三井住友銀行(以下「SMBC」)・SMBC日興・SMBCフレンドの4社間で、基本合意書を締結したと発表した。

SMFGでは、平成16年のSMBCフレンドを委託元とするSMBCにおける証券集会業務の開始、平成18年のSMBCフレンドの100%子会社化、平成21年のSMBC日興の事業取得等を通じて、証券事業の強化にグループを挙げて取り組んできた。

世界経済の先行きに対する不透明感・不確実性が高まり、世界の証券・金融市場が不安定化している中でも、ホールセール分野では資本市場を通じた資金調達手法の多様化や、M&Aによる事業再編が活発化し、リテール分野では「貯蓄から投資へ」の流れが本格化しつつあり、グループ内における証券事業の重要性は格段に増してきているという。

このような状況の中、SMFG・SMBC・SMBC日興・SMBCフレンドの4社で協議した結果、証券2社の合併を通じた証券事業の更なる強化が、グループの競争力向上のために不可欠との結論に至ったもの。

合併後は、証券2社がそれぞれの強みを相互活用しつつ、統合のシナジーの発揮により、抜本的な競争力強化を図る考え。合併は平成30年1月を予定しているが、合併効果の早期実現に向けて、合併に先立ち、人材交流やSMBC日興からSMBCフレンドへの商品供給等の実施について、検討するとしている。