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中村屋、連結子会社を解散 グループの収益向上へ
和洋菓子やパンの製造・販売を行う中村屋【2204】は、連結子会社である黒光製菓からその全事業を譲受け、黒光製菓は平成29年3月31日付で解散すると発表した。
黒光製菓は昭和23年に中村屋の協力工場として設立、菓子類の商品を製造し中村屋に納入を行なってきた。昭和53年には、中村屋からの出資を受け100%子会社となり、中村屋の菓子事業を補完する役割を担ってきた。
菓子業界を取り巻く環境が年々厳しさを増すなか、事業統合による経営合理化のさらなる推進を図るため、黒光製菓の事業の全部を譲受けるもの。
中村屋は、今回の事業譲受にともない、経営資源の共有化、生産体制の効率化を進め、グループの収益向上に取組むとしている。