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住友林業、米国Gehan Homesグループを完全子会社化 米国での販売体制強化へ

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住宅事業や木材建材事業などを手掛ける住友林業【1911】は、2014年4月に持分51%を取得し連結子会社とした、米国テキサス州の住宅事業会社Gehan Homes, Ltd.(以下「ギーエンホームズ」)を中心とするギーエンホームズグループの持分49%を、米国の子会社であるSumitomo Forestry America, Inc.を通じて追加取得し、完全子会社化したと発表した。

住友林業は、海外事業を成長事業の柱の一つとして位置付け、米国住宅事業に関してワシントン州、テキサス州、メリーランド州など米国9州において、事業を展開している。中でも、ギーエンホームズグループが分譲住宅事業を行っているテキサス州は、安定的な雇用環境を背景に高い人口増加率が続き、住宅市場は堅調に推移すると見込まれている。

ギーエンホームズグループは1994年に設立されたホームビルダーで、テキサス州及びアリゾナ州にて、年間約1400棟の分譲住宅を安定的に供給しており、2014年の住宅販売棟数ランキングでは全米36位に位置している。

今回の完全子会社化により、ギーエンホームズグループの業容拡大に向けた住友林業からの支援をより強固なものとし、同国で住宅事業を展開している住友林業グループ会社間でのシナジー効果創出に向けた取り組みを加速させるもの。