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朝日工業、連結子会社の株式をルクセンブルクの企業へ譲渡 経営資源を基盤事業へシフト

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鉄鋼建設資材事業や農業資材事業を手掛ける朝日工業【5456】は、100%出資の連結子会社である環境科学コーポレーション(以下「EAC」)の発行済株式の全てを、Eurofins Environment Testing LUX Holding S.à r.l.(以下「ユーロフィン」)に譲渡すると発表した。

EACは、1972年12月に設立され、土壌・水・大気など環境に係る調査・分析業務およびコンサルティング業務、放射能の測定業務などを中心に事業を行っている。

朝日工業は、環境関連事業の拡大の一環として2005年12月にEACの全株式を取得、EACを環境ソリューション事業の中核として位置付け、現在まで連結子会社として事業を展開してきた。

一方ユーロフィングループは、食品・環境・医薬品検査事業をグローバルに展開する企業グループであり、世界39カ国に展開、日本においては、環境・遺伝子・食品検査事業を行っている。

今回、ユーロフィンからのEAC株式取得の申し出を受け、朝日工業グループの将来に亘る事業成長と企業価値向上について慎重に検討を重ねた結果、基盤事業である鉄鋼建設資材事業、肥料事業を中心に経営資源のシフトを徹底するため、朝日工業が保有するEACの発行済株式の全てをユーロフィン社へ譲渡するもの。