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ファインデックス、トライフォーの全事業を譲受け 全ての診療科のシステムをカバー
医療システムの開発・販売を行うファインデックス【3649】は、医療情報システム開発・販売を行うトライフォーの全事業を譲受けると発表した。
ファインデックスは医療システム開発を主力セグメントとした事業を展開し、医療システム事業においては現在まで「放射線部門以外」を中心としたソリューションを提供しており、大学病院を始めとする様々な規模の医療機関で、医療データのデジタル管理、電子カルテシステムとして利用されてきた。
トライフォーは、医療システムの中でも「放射線部門に特化した」システム開発および販売を行ってきた。同社の製品は、全国でも有数の大学病院や大規模病院の放射線科を中心とした多くの医療機関で利用されており、遠隔診断ソリューションや医療画像閲覧システムも多くのクラウド環境下で利用されている。
今回、医療システム領域においてファインデックスと補完関係にあるトライフォーと合併することで、新生ファインデックスは院内全ての診療科のシステムをカバーする医療システム群を持つことになり、その存在価値を確固たるものにできると判断したもの。