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ハーツユナイテッドグループ、連結子会社を完全子会社化 グループ体制の強化へ
デバッグ(不具合検出)事業を主に手掛けるグループの持株会社であるハーツユナイテッドグループ(以下「ハーツユナイテッド」)【3676】は、連結子会社であるネットワーク21の発行済株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。
ハーツユナイテッドは、平成25年12月よりネットワーク21を連結子会社化し、グループの主幹事業であるデバッグ事業のなかでも特に重点分野として、成長及び事業拡大を見込むシステム検証分野における事業基盤の強化に努めてきた。
昨今、パソコンやスマートフォン、タブレット端末の普及により、スマートデバイスからのインターネット接続は拡大を続けるとともに、ウェアラブルデバイスの進化や自動運転車及びドローンの実用化に向け、IoTの多様化が加速している中で、これらのシステムの信頼性・安全性の確保及びユーザーの利便性向上のためには、利用環境等を考慮した広範囲にわたるソフトウェアの膨大な数の機能テストやユーザビリティテスト等、システムの検証が必要不可欠であることから、今後、システム検証のニーズがますます増加することが見込まれている。
この流れを受け、ハーツユナイテッドでは、これらのニーズに柔軟に対応するためには、強固な事業基盤の構築や事業戦略の共有及び実行をスピーディに行う必要があると考え、今回、ネットワーク21を完全子会社化しその体制を強化し、これにより、グループ一体となったデバッグ事業の進化及びシナジー効果の最大化を実現するもの。