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金融系システム開発のCFSほか2社、破産開始決定

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CFSと、関連会社であるシンフォニアインベストメンツ、ITSは4月13日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には、小川義龍弁護士(小川綜合法律事務所)が選任された。

CFSは平成23年8月に設立、金融系システム・ソフトの開発を主力としていた。代表の証券業界での経験を活かして、FX・株式・日経225などの自動売買取引の企画、開発、コンサルティングの専門業者として相応の実績を有していた。

しかし、自社グループで運用していたアートビラージ取引(市場での価格差を利用して利益を得る裁定取引)に失敗、巨額の損失を抱えて平成28年3月9日に事業を停止し、今回の措置となった。

東京商工リサーチによると、負債はCFSが13億4485万円、シンフォニアインベストメンツが3億7899万円、ITSが16億5881万円で、3社の合計は33億8265万円。