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ピーエス三菱、亀田組と進興の事業再生にスポンサーとして参画

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土木・建築を手掛けるピーエス三菱【1871】は、地域経済活性化支援機構(以下「機構」)が4月5日付けで再生支援を決定した亀田組と進興の事業再生に、ピーエス三菱の100%子会社であるニューテック康和が参画すると発表した。

亀田組とその関連会社である進興は、主に関西地区においてプレストレスト・コンクリート(以下「PC」)橋梁工事での土木工事請負業を営んでおり、長年の業歴にて培ってきたPC専門工事会社としての技術力や工事品質は高く評価されている。

しかしながら、過去の公共事業発注量の大幅な変動等によって収益環境が大幅に悪化し、事業規模拡大時での有利子負債を多く抱えており、事業継続のためには抜本的な経営改善が不可欠となっていた。

今回の支援では、亀田組を存続会社、進行を消滅会社とする吸収合併を行い、その後ピーエス三菱の100%子会社であるニューテック康和が新たに設立する新会社に対して、今後の事業展開上必要とされる資産と事業継続に係る権利の全てを、吸収分割により承継させる予定。亀田組のコア事業であるPC橋梁上部工事業への経営資源の集中を行うとともに、高い技術・技能レベルを持つ従業員の雇用を維持し、高品質な施工体制を確保、ピーエス三菱グループの支援により、受注および売上の安定化を図るもの。