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フレンテ、グループ組織再編を通じたコーポレートブランド統合の検討開始
純粋持株会社のフレンテ【2226】は、コーポレートブランド統合及びその手段と してのグループ組織再編について検討を開始すると発表した。グループ組織再編を通じたコーポレートブランド統合の内容等については、平成28年6月21日開催予定の取締役会における決議等を経て決定し、また、その効力発生日は平成28年10月1日とする方向で検討を進める予定としている。
フレンテグループは平成14年にフレンテの会社分割と持株会社化を行い、純粋持株会社であるフレンテが事業会社である湖池屋、フレンテ・インターナショナル、アシストの3社を統括することとなり、平成18年以降は台湾湖池屋股份有限公司を加えた計4社を統括してきた。現在、フレンテの主力であるスナック菓子の事業環境に目を向けると、国内では競争環境激化と嗜好の多様化により、新たな価値を提供できる新製品の開発が求められており、一方、海外では「カラムーチョ」を中心とした湖池屋ブランドの市場浸透を推進している。
このような状況の下、事業基盤の強化と成長戦略の推進のため、コーポレートブランドの統合が不可欠であるとの決断に至り、それを実現する手段としてグループ組織再編を検討することとしたもの。
グループ組織再編の方式においては、フレンテを存続会社とする吸収合併方式を採用すること、及び存続会社の商号は変更し、新社名には原点であり成長の核である“湖池屋”を軸にコーポレートブランドの統合が可能となるものを冠することを検討している。