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ピクセルカンパニーズ、中央電子工業を子会社化 新たな事業ドメインで企業価値向上へ
オフィスサプライ事業・エネルギー事業を行うピクセルカンパニーズ(以下「ピクセル」)【2743】は、高周波(RF)製品を製造・販売する中央電子工業(以下「CDK」)を子会社化するために、その持株会社であるフジブリッジの株式を取得すると発表した。なお、取得価額は800百万円。
ピクセルは消耗品商材(マーキングサプライ品、化粧品・美容商材等)を全国の有力な卸・小売業者、サロン、カタログ・インターネット通販企業向けに卸販売する卸売事業と、太陽光発電施設の販売・取次及び施工等を行う環境関連事業を主力事業として展開している。一方、CDKは、昭和27年8月に特殊通信用真空管の開発・製造を目的に設立され、昭和48年から高周波ディスクリート半導体製品の生産を開始し、高周波(RF)半導体製品に関して40年以上の経験と生産実績を有している。
CDKは最近の売上高及び営業利益が低下しているが、今回の買収によりピクセルにてコスト削減に取り組むことから営業利益の増加を想定している。
ピクセルにおいては、新たな事業ドメインを獲得すること、また今後グループ各社の垣根を越えた取り組みが行える環境が整うことにより、グループ全体の収益基盤の拡充が図れ、企業価値向上につながるものと判断し、株式取得を決定したもの。