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紳士服販売のロッキングガムペンタ、特別清算開始決定
ロッキンガムペンタは2月24日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。
ロッキンガムペンタは紳士服販売会社として、スーツを中心に全国の百貨店などに販売し、ピークとなる平成4年7月期には売上高31億2,479万円をあげていた。以降は、クールビスの定着や少子高齢化などによるスーツ離れなどから売上高は減収が続いていた。
この間、不採算店舗からの撤退や人件費削減などに努めるも、円安に伴う輸入コスト上昇などにより業績悪化が一段と進み、改善の見通しが立たないため、事業撤退を決定。27年7月31日付で解散し、9月下旬に特別清算を申請することを決めた。
東京商工リサーチによると、負債総額は約30億2,700万円(平成27年3月期決算時点)だが変動している可能性がある。