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オプティファクターのレセプト債販売のアーツ証券、破産申請
アーツ証券は2月1日、東京地裁に破産を申請し同日、保全管理命令を受けた。申請代理人は浦勝則弁護士ほか(ブレークモア法律事務所)。保全管理人には加々美博久弁護士(加々美法律事務所)が選任された。
アーツ証券は金融商品取引業を手掛け、平成27年3月期には営業収益5億5700万円をあげていた。また、関連会社であったオプティファクターが扱っていた医療機関の診療報酬(レセプト)債権を一般投資家向けにも販売していた。
しかし、オプティファクターが平成27年11月、破産開始決定を受けたことで、アーツ証券の動向も注目されていた。28年1月29日付で証券取引等監視委員会からの処分勧告により関東財務局から行政処分を受けたことから、事業を廃止し、法人を清算することとなったため、今回の措置となった。
東京商工リサーチによると、負債総額は約59億円。