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大湘技研、民事再生法の適用を申請

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大湘技研は2月8日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し同日、保全命令を受けた。申請代理人は宮原一東弁護士(桜通り法律事務所)ほか3名。監督委員には渕上玲子弁護士(日比谷見附法律事務所)が選任された。

大湘技研は昭和56年10月に設立された石英ガラスおよびシリコン素材の研削・研磨加工業者。ピーク時の平成20年5月期には売上高56億548万円を計上していたが、リーマン・ショック以降の急速な経済環境悪化を受け、国内需要が落ち込んだため、21年5月期の売上高は27億9769万円に減少、4億3761万円の赤字を計上した。

その後、海外企業との取引を開始するなど販路を開拓し一時的に業績は復調したが、中国経済の減速で先行きの見通しが立たなくなり、今回の措置となった。

東京商工リサーチによると、負債総額は約40億円。