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ミネベアとミツミ電機、経営統合に関する基本合意書締結

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電器部品メーカーのミネベア【6479】とミツミ電機【6767】は、対等の精神に基づく経営統合の実現に向けて協議・検討を進めていくことに関する基本合意書を締結したと発表した。

ミネベアは、1951年に国内初のミニチュアベアリング専門メーカーとして設立以来、ベアリングをはじめとする高品質な精密部品を大量に作り続けてきた。近年では、スマートフォンなどに使われる液晶バックライトや照明器具などの製品も製造・販売している。

ミツミは、1954年のコイル/トランス等の電子部品メーカーとして設立以来、あらゆる時代における最先端の電子機器に向け、安定性能、優れた信頼性・耐久性を有する高精度・高品質な電子部品を世界に供給してきた。現在は、情報通信端末、自動車、ヘルスケア・生活家電、その他アミューズメント機器、テレビ、デジタルカメラ等の様々な電子機器・製品に向けて、 機構部品、半導体デバイス、電源部品、高周波デバイス、光デバイス等の電気・通信機器を製造・ 販売している。

両社はそれぞれの事業領域における課題に取り組み、業績の拡大、企業価値の向上を目指すとともに、更なる事業の継続的な成長や発展の加速化を実現すべく、他社との統合を含めたアライアンスを検討してきた結果、両社は業種こそ近いものの重なり合う部分が少なく、さらに兼ね備える競争力の源泉が異なるため、本格的に協業を行うことで、両社における量産、販売、調達、製品開発の面で大きなシナジーを創出することができるとの認識に至ったもの。

今後、両社は、本経営統合により、統合シナジーの実現を通じて真のソリューションカンパニーを目指し、エレクトロメカニクスソリューションズ企業として、両社の企業価値のさらな る向上を実現するとしている。