アジア開発キャピタル、エス・エー・コンサルティングを子会社化

投資事業のアジア開発キャピタル【9318】は、27日、エス・エー・コンサルティングの発行済株式の100%を取得し、完全子会社化すると発表した。

アジア開発グループは、安定的にキャッシュ・フローを生み出す収益基盤の確立を通じて財務基盤を強化することが最大の経営課題であるのと認識から、その実現のために運営に必要な能力を有する人材の確保・育成を進めている。一方、エス・エー・コンサルティングは、平成25年5月の設立以降、経営コンサルティング、外資系企業の対日進出の支援、M&Aや投資案件のアドバイザリー等の事業を展開している。

アジア開発キャピタルは、エス・エー・コンサルティングの株式を取得し、完全子会社化することで、国内外の多様な産業セクターにネットワークを新たに構築し、アジア開発キャピタルの既存事業や今後の新たな事業戦略の一つとなる金融事業などの案件ソーシングにつなげていくもの。

今後は、エス・エー・コンサルティングの有する顧客基盤を引き継ぎ、今後の投資事業に関する案件ソーシングの拡大とともに経営戦略遂行能力と内部管理体制の更なる改善・向上を図る考え。