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常陽銀行、足利HDとの株式交換による経営統合を実施 事業基盤拡大へ
常陽銀行【8333】は、足利ホールディングス【7167】(以下「足利HD」)との間で株式交換を行い、経営統合の実現を目指すことについて基本合意することを決議したと発表した。
常陽銀行と足利HDの子会社である足利銀行は、茨城県、栃木県を中心とする北関東地域において、それぞれが確固たる営業基盤を有する地域のリーディングバンクとなっている。
両行の主要営業地盤である北関東地域は、全国でも有数の企業立地地域として高いポテンシャルを持っている。
地域に根付いた双方のブランドネームをもとに、協働し、統合による営業基盤の拡大と経営基盤の充実をはかりつつ、経営資源やノウハウを総合活用して相乗効果を発揮していくことで、単独ではなしえないスピードと高い質で、顧客、地域、株主の期待に応えることを企図し、経営統合の実現を目指すことを基本合意するに至ったもの。
経営統合は持株会社方式によるものとし、既に持ち株会社体制となっている足利HDを新しい金融部グループの持ち株会社として活用する予定で、商号を変更した後、常陽銀行は統合持株会社と株式交換を行い、経営統合を行う予定。