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日立製作所、産業機器事業の強化・拡大に向けて受変電制御機器事業および空気圧縮機事業を再編

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総合電機メーカーの日立製作所(以下「日立」)【6501】は、産業機器事業の強化・拡大を目的に、2016年4月1日付で、受変電制御機器事業および空気圧縮機事業を再編すると発表した。

日立の社内カンパニーであるインダストリアルプロダクツ社の産業分野向け受変電制御機器事業の設計・製造・品質保証部門、および日立パワーソリューションズの受変電制御機器事業の設計・製造・品質保証・販売部門を、会社分割により、日立産機システムに承継させる。また、日立のインダストリアルプロダクツ社の大型空気圧縮機事業の設計・製造・品質保証・販売・アフターサービス部門を、会社分割により、日立産機システムに承継する。これにより、受変電制御機器事業および空気圧縮機事業において、経営リソースをより有効に活用できる体制を構築させ、各製品のラインアップを拡充し、製品競争力を強化することで、産業機器分野のダイナミックな市場の変化やニーズの多様化に応える考え。

産業機器を取り巻く市場環境は、近年、産業振興や低炭素社会へのニーズがグローバルに高まっていることなどから、中長期的に需要が拡大することが見込まれる。
こうした中、日立では、産業機器事業の競争力を高め、グローバルに事業を拡大していくため、2015年5月1日付でインダストリアルプロダクツ社を設立。大型の産業機器を中心に取り扱うインダストリアルプロダクツ社では、主に中・小型の産業機器事業を手掛ける日立産機と一体となった戦略の下での事業運営を行っており、最適な事業体制の検討を進めてきたが、今回、受変電制御機器事業および空気圧縮機事業を再編するに至ったもの。