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静岡銀行、コモンズ投信と資本業務提携 持分法適用会社へ
静岡銀行【8355】は、中期経営計画の基本戦略の一つ「新たな事業領域・収益機会への挑戦」の一環として、コモンズ投信と資本業務提携をすることで合意したと発表した。出資価格は約300百万円で、出資日は10月21日を予定。
これにより、静岡銀行はコモンズ投信の募集する第三者割当増資を引き受け、コモンズ投信は持分法適用会社となる。
コモンズ投信は、設立以来、長期投資による一般個人投資家の資産形成を目的として、「コモンズ30ファンド」等の投資信託を設定・販売しており、平成27年にはR&Iファンド大賞優秀賞を受賞するなど、その商品性は高い評価を得ている。
国内における投資信託は、本年5月に公募投信残高が100兆円を超えたことに加え、NISAやジュニアNISAの導入により、一般投資家にとって身近な存在になりつつある。
静岡銀行は、今回の資本業務提携を通じて、コモンズ投信の商品・サービスを活用し、とくに現役世代や若年層に向けた長期的な資産形成サービスを提供していき、新たな事業領域・収益機会への挑戦を目指す考え。