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RKB毎日放送、認定放送持株会社体制への移行 企業力アップへ
RKB毎日放送【9407】は、グループ経営管理事業および不動産賃貸事業を除く一切の事業(以下「本件事業」)に関する権利義務の一部をRKB毎日放送の完全子会社であるRKB毎日分割準備株式会社に、吸収分割により承継させる吸収分割契約を締結すること、および分割準備会社としてRKB毎日放送の完全子会社であるRKB毎日分割準備株式会社を設立すると発表した。
RKB毎日放送は、昭和26年にラジオ九州としてラジオ放送を開始。その後、昭和33年にテレビ放送をスタートし、現在では、TBSテレビおよびTBSラジオ&コミュニケーションズをキー局とする、テレビ・ラジオのネットワーク基幹局として、北部九州地区を中心に放送を行っている。
今回の持株会社体制への移行では、コンテンツの制作を推し進めるべく、放送事業に集中する体制を築き、さらに新たな事業の展開を見据える体制として、「認定放送持株会社」制度を導入する。認定放送持株会社体制のもと、グループ各社および関係会社が、独自の権限と責任による迅速な意思決定を図り、グループ全体の「企業力」をより強固なものとし、放送メディアとして、一層の企業価値向上を図る。
また、経営資源の効率的な配分により、戦略的機能の拡充、集約や新規事業への積極的な取り組みを可能にし、グループ全体の企業価値向上に繋げたい考え。
RKB毎日放送を分割会社として、本件事業に関する権利義務を本分割準備会社に承継させる吸収分割を行う。吸収分割の効力発生日は、平成28年4月1日を予定。