トピー工業、連結子会社である九州ホイール工業を完全子会社化

自動車・建設機械用部品を中心に製造する鉄鋼メーカーであるトピー工業【7231】は、乗用車用アルミホイール事業の再建計画の一環として、連結子会社である九州ホイール工業を完全子会社化すると発表した。

具体的には、トピー工業は、山本工作所が保有する九州ホイール工業の持株比率 30％を取得し、完全子会社化ずる。九州ホイール工業は前期に多額の損失を計上したことにより平成27年3月末に1,331百万円の債務超過となっているが、トピー工業による完全子会社化の後に増資及び無償減資を行い、債務超過及び累積損失を解消させる。完全子会社化と財務体質の改善により、九州ホイール工業の高付加価値品の供給体制の再構築と収益改善のスピードを速め、乗用車用アルミホイール事業の強化に目指す。