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省電舎、シンガポールの太陽光発電設備関連会社と業務提携に向けた基本合意書を締結

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再生可能エネルギー事業を行う省電舎【1711】は、シンガポールのGraess Energy Pte Ltd(以下「GES」)と業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。

今回、省電舎はドイツの太陽光発電設備施工事業及び同発電設備施工用の重機を保有するGRÄSSグループとシンガポールの海洋掘削事業を推進するSBI Offshoreとの合弁会社であるGESより日本国内における太陽光発電設備施工に関して協働で事業推進出来ないかとの提案を受け検討を進めていた。

GESは太陽光発電設備の設計、開発、運営、メンテナンスを事業とするとともに、アジア地域において太陽光発電設備を所有しIPP事業を推進している。他のアジア地域に比較して固定価格が下落傾向にあるとはいえ、まだ他国と比較すると高値で設定されている日本の市場で太陽光発電設備を保有し、売電収入を得ることを希望するGESが日本国内における太陽光発電設備施工のパートナーを探していたという。

今後、省電舎とGESは、日本国内において協働して太陽光発電設備の施工、メンテナンス事業を推進するため、テスト案件として日本国内における案件を1件施工することにより施工期間及び施工品質の確認を行い、その結果をもって業務提携に向けた検討を進める。

テスト案件施工後の検討により業務提携契約を締結することになった場合、省電舎はGESが日本国内において保有しようとする太陽光発電所の建設をGESと共同で請け負うことになるとともに、GESの親会社であるGRÄSSグループが開発した独自の設計手法と重機を利用することも可能となり、施工期間、費用ともに大きな負担となる整地作業を短期化し、費用の低減を図る考え。