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「呪怨」の映画製作会社 オズ、破産手続き開始決定

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「呪怨」などを手掛けた映画製作会社のオズは7月31日、債権者より東京地裁に破産を申し立てられ9月9日、破産開始決定を受けた。破産管財人には飯塚卓也弁護士(森・濱田松本法律事務所)が選任された。

オズは、アメリカ・ハリウッドにも名をとどろかせる映画プロデューサーの一瀬隆重氏が代表を務める映画・ビデオ製作会社。一瀬氏は「呪怨」の他にも「帝都物語」、「リング」、「らせん」など数々のヒット作を手がけ、ピークとなる19年6月期には売上高19億5764万円をあげていた。

一時、日本のホラー映画のブームを牽引したが、その後はヒット作に恵まれず、債務超過状態が続いていおり、事業継続が困難となったため、24年7月には法的整理の意向を示していた。

東京商工リサーチによると、負債総額は約7億円。