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三井松島産業、花菱縫製を子会社化 収益基盤を強化

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三井松島産業【1518】は、平成27年8月26日開催の取締役会において、花菱縫製の全株式を取得し、子会社化すると発表した。

三井松島産業は大正2年(1913年)の創業、炭鉱経営の知識と経験並びに高度な採掘技術を活かし、石炭販売と石炭生産の燃料事業を中核事業と位置付け、日本におけるエネルギーの安定供給に取組んできた。一方で燃料事業の業績は、石炭価格や外国為替等の外部要因の変動に大きく左右され、また昨今は、再生可能エネルギーやシェールガスの台頭等によりエネルギー資源を取り巻く構造変化も進んできている。こうした将来のエネルギー資源ビジネスの変化に対応し、収益基盤の安定化・多様化を図るため、成長戦略として燃料事業への継続的な取り組みと併せ、燃料事業以外の分野での新たな事業の柱を築くことによる安定的な事業ポートフォリオの構築を喫緊の課題と考え、近年では施設運営受託事業や再生可能エネルギー事業、飲食用資材事業等の新規事業への参入を着実に進めてきた。

花菱縫製は、昭和10年(1935年)創業以来「イージーオーダースーツ」の先駆者として国内初の重衣料(スーツ・コート等)の工業システム化に成功し、現在、国内に5 つの縫製工場を有し、商品開発から生産・販売までの国内一貫体制により事業を展開している。同社は長年蓄積された高い縫製技術力と効率的な工場生産システムにより、高品質な紳士用・婦人用スーツを短納期で提供している。

このような背景から、三井松島産業は、燃料事業以外の分野での新たな事業の柱の一つとして、積極的に本事業の育成・強化を進める方針。

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