ミクニ、旭エアーサプライを子会社化　更なる収益性向上へ

自動車関連部品の開発・製造を手掛けるミクニ【7247】は、旭エアーサプライ（以下「ＡＡＳ社」）の株式100％を同社創業者等より取得することに合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。なお、取得価額は非公開。

ミクニは、自動車関連機器の開発・製造・販売を中心とした各種事業を展開しているが、航空機部品の輸入販売も中核事業の一つとして位置付けており、主に米国から民間航空機用構造部材の輸入販売を行っている。一方、ＡＡＳ社は設立以降40年にわたり航空機用標準規格部品の輸入販売に従事しており、同業界内でも確固たる地位を築いている。

今回、ミクニはＡＡＳ社の株式を取得のうえ子会社化することにより、相互が保有する商品ラインアップ、 販売ネットワーク、及び仕入先との関係を補完・強化する事が可能となる。

今後は、ミクニグループとして同航空機部品分野での商社機能をより一層強固なものとすることにより、同事業において更なる収益性の向上を目指す考え。