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キリンHD、ミャンマーのビール最大手買収 アジア地域での販売強化

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キリンHD【2503】は19日、ミャンマーでビール事業を展開するミャンマー・ブルワリー社(以下「MBL」)の発行済株式総数の55%の株式をフレイザー・アンド・ニーブから取得したと発表した。

残りの株式を保有するミャンマー国軍系複合企業、ミャンマー・エコノミックHDと共にMBLを経営していく。

MBL社は、ブランドビールの製造・販売を行うミャンマー第1位のビール事業を展開し、製造拠点のあるヤンゴンを中心とした販売網を通じて、同国全土に事業を展開している。
ミャンマーは高成長・消費拡大が期待されており、キリンHDは、MBL社の事業基盤をベースに、新興国での販売網拡大を目指す。

キリンHDは、今後3年で1.8倍と急拡大が期待できるミャンマー市場で、シェア8割を握るMBLを傘下に収め成長の原動力とする。日本のビール市場が縮小するなか、新興国開拓を急ぐ。