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NTTドコモ、NTTナレッジ・スクウェアを子会社化 事業基盤強化へ

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NTTドコモ(以下「ドコモ」)【9437】は、日本電信電話【9432】の子会社であるNTTナレッジ・スクウェア(以下「ナレッジ・スクウェア」)を、同社からの第三者割当増資引受、および、NTTインベストメント・パートナーズファンド投資事業組合からの株式譲受により、2015年8月17日をもって、子会社化したと発表した。

ナレッジ・スクウェアは現在、日本初の大規模公開オンライン講座サービス「gacco®(ガッコ)」をドコモと共同で提供しているが、今回の子会社化により、事業基盤の強化と、さらなる学習サービス事業の推進を図る考え。
またドコモは、2015年8月25日にナレッジ・スクウェアの会社名を、「株式会社ドコモgacco(以下「ドコモgacco」)」に変更する予定。

「gacco」は、大学教授陣等による本格的な講義を、学生に限らず誰でもパソコンやスマートフォン、タブレットによりオンラインで無料受講できるサービス。場所や時間にとらわれず受講することが可能で、他の受講生と掲示板を通じたディスカッションなども行うことができる。これまでに著名な教授・講師による44講座を開講しており、登録会員数は約14万人、一人あたりの平均受講数は約2.8講座、受講登録者数は延べ約39万人となっている。

ドコモgaccoでは、ドコモと連携し、「gacco」の提供を通じて培ってきた新しい学びの形態を、官公庁・地方自治体や企業をはじめとする、法人の顧客の課題解決の手段として提案していくなど、ドコモグループの一員として新しいビジネスを推進していく。
さらに今後、インターネットを介してリアルタイムに遠隔地を繋ぎ、講座に関連したワークショップを展開するなど、より先進的な学習スタイルを提案することで、教育の地域格差の解消や地方創生への貢献も目指すとしている。