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エア・ウォーター、ラドセーフテクニカルサービスを買収 サービス拡大

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総合ガス企業のエア・ウォーター【4088】は、グループの医療事業において、最先端手術室・ICUの開発・設計・施工を 担うエア・ウォーター防災が、医療機関における放射線取扱い施設内の排水・排気システムのリーディングカンパニーであるラドセーフテクニカルサービス(以下「ラドセーフ社」)の全株式を譲り受けると発表した。

エア・ウォーター防災は、これまで医療用ガス配管設備分野ならびに手術室・ICU設備工事分野における専門性と独自技術を有する企業として数多くの実績を有している。また、手術室や検査部門等に関連する事業として感染系排水、検査・ 透析系排水処理設備においても高い設計・施工技術を有し、手術室には欠かせない設備として注力している。

今回、放射線取扱い施設での放射性排水や排気設備工事における豊富な実績と、放射線防護施設の設計・施工技術を有するラドセーフ社がエア・ウォーターグループに加わること により、高度検査室工事はもとより、手術室においては手術室の施工から感染系排水設備工事、 放射線・磁気シールド工事、さらに放射性排水排気設備工事まで、独自の技術とノウハウで安心の設備やサービスを提供することが可能となり、また、両社の技術を融合することにより、 CT など様々な検査から緊急手術まで一寝台で行える救急救命室「ハイブリッド ER」において、 その設計段階から施工まで一貫した体制でトータルな提案ができる唯一の企業体となるとしている。