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大王製紙(3880)、三菱商事(8058)とインドネシアの現地子会社を合弁会社化 現地販売網拡大へ
大王製紙(株)【3880】と三菱商事(株)【8058】は、インドネシア共和国にある大王製紙グループの100%子会社であるエリエール インターナショナル トレーディング インドネシア(以下「EITI」)と、エリエール インターナショナル マニュファクチャリング インドネシア(以下「EIMI」)を両社の合弁会社とすると発表した。
大王製紙が保有するEITIとEIMIの発行済株式の一部を三菱商事に譲渡するとともに、本年11月にEITIとEIMIが行なう三菱商事に対する第三者割当増資により、三菱商事が2社の株式を各々40%取得する。これにより、出資比率が大王製紙60%・三菱商事40%の合弁会社となる。
大王製紙は、海外においても競争力のある紙おむつ製造技術や開発力を持ち、タイや中国での先行事例や、過去2年間のインドネシアにおける輸入販売での経験を基にした販売・マーケティング活動を行えることが強みとなる。
三菱商事は、インドネシアにおいて、同国の大手流通・小売グループであるアルファグループとの資本・業務提携により、食品製造や流通分野で複数の事業を展開している。
両社は、現地生産化による本格参入にあたり、アルファグループの小売チェーンである「アルファマート」を始めとする現地での販売網や物流網の整備に協同で取り組むとしている。