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シャープ(6753)、米州液晶テレビ事業の構造改革の実施

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シャープ(株)【6753】は、米州にてシャープブランドで展開する液晶テレビ事業において、中国の家電大手Hisense Co.,Ltd(以下「Hisense社」)の子会社Hisense International(Hong Kong)America Investment Co., Limited(以下「Hisense HK社」)とHisense HK社が米州で展開する液晶テレビへのシャープブランドの供与を主旨とする業務提携を行うこと、並びにシャープ連結子会社のメキシコの生産会社であるSharp Electronica Mexico S.A. de C.V.の株式全部をHisense社の子会社であるHisense Electric Co.,Ltd及びHisense USA Corporationに譲渡することなどについて決議し、契約を締結したと発表した。

シャープグループは、北米市場において平成13年に液晶テレビ事業に参入して以来、液晶テレビの大型化等によるラインアップの拡充や4原色テレビAQUOSクアトロン等の特長商品を投入し、液晶テレビ市場を創出するとともに市場の拡大をけん引してきた。

シャープは「2015~2017年度 中期経営計画」において、米州の液晶テレビ事業については生産や販売などのバリューチェーンを抜本的に見直し、アライアンスを含めた構造改革に取り組み、平成27年度下期には液晶テレビ事業の営業黒字化を図る旨を表明している。

今回の事業構造改革を推進することにより、米州事業の再構築を図り、液晶テレビ事業については、Hisense HK社との業務提携を軸に収益性を伴う事業に転換させるとしており、オーブン等の白物家電事業、複写機やインフォメーションディスプレイを中心とするビジネスソリューション事業、太陽電池を核とするエネルギーソリューション事業やデバイス事業については継続し、収益性を高めていく考え。