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協和キリン富士フイルムバイオロジクス、英アストラゼネカ社と提携 合弁会社設立へ

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協和キリン富士フイルムバイオロジクス(株)は、現在開発中の抗VEGFヒト化モノクローナル抗体製剤「ベバシズマブ」のバイオシミラー医薬品の開発・販売で英国AstraZeneca plc(以下「アストラゼネカ社」)と提携し、両社折半出資による合弁会社を設立する契約を、7月24日に締結したと発表した。

「FKB238」は、大腸がんや非小細胞肺がんなどに高い治療効果を持つ抗VEGFヒト化モノクローナル抗体製剤「ベバシズマブ」のバイオシミラー医薬品で、協和キリン富士フイルムバイオロジクスが、2014年11月より、欧州で第Ⅰ相臨床試験を開始している。

今回設立する合弁会社は、 「FKB238」の非臨床および臨床などの開発データをもとに、アストラゼネカ社が持つ癌領域での開発と販売に関するノウハウを活かして、「FKB238」の世界的な開発と販売に向けた取り組みを加速させていく。

協和キリン富士フイルムバイオロジクスは、「FKB238」に関する権利を新会社に移行させ、 その対価として一時金4,500万ドルを受け取る。