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明豊エンタープライズ(8927)、ハウスセゾンエンタープライズを子会社化 シナジー効果期待

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不動産会社の(株)明豊エンタープライズ【8927】は、16 日、(株)ハウスセゾンエンタープライズ(以下「HSE」)の株式をすべて取得し子会社化したと発表した。取得価額は13百万円。

明豊エンタープライズは、外断熱マンションの「シェルゼ」や外断熱賃貸マンションの「プロセンチュリー」シリーズに加えて、新規事業として賃貸アパートの「ミハス」シリーズを立ち上げ、新ブランドの浸透とブランド力の強化を進めている。

HSEは、明豊エンタープライズの親会社であり、関西地区を中心に展開する賃貸管理事業等を運営している(株)ハウスセゾン(以下「HS」)の代表取締役社長である井元義昭氏が昨年12月に新設した会社となる。HSEはHSより、会社分割により、事業の一部である賃貸管理事業を譲受ける予定で、その譲渡対価として、HSEはHSに対して、新株を発行のうえ、譲渡人であるHSに譲り渡す予定。

明豊エンタープライズは、賃貸管理事業を譲り受けたHSEの株式を、HS及び井元義昭氏より株式を取得することで、完全子会社化する。

これにより、同じく賃貸管理事業を関東地区を拠点に展開している(株)明豊プロパティーズとのグループ化により、グループでの管理戸数の大幅増加による賃貸管理事業の事業拡大、基幹システムの共同利用による効率化、コストダウンといったシナジー効果が期待できるとしている。