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東レ(3042)、燃料電池部材の独社を買収 燃料電池関連事業拡大
東レ(株)【3042】は、ドイツのSolviCore社の株式を取得し、7月1日付けで新会社Greenerity社として100%子会社化したと発表した。
SolviCore社は、燃料電池や水電解装置の部材となる触媒層付き膜Catalyst Coated Membrane(以下「CCM」)、膜・電極接合体Membrane Electrode Assembly(以下「MEA」)の開発、製造および販売を目的に、2006年7月にUmicore社とSolvay社が折半出資して設立。SolviCore社が保有しているCCMやMEAは、燃料電池や水電解装置の中核を成す重要な部材となる。
東レは、SolviCore社を買収しGreenerity社として発足させることで、互いの持つ製品や技術力により燃料電池およびその関連分野におけるシナジーを発揮させ、当該分野での事業拡大を図る。