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グラス・ワンHD、破産手続き開始決定
グラス・ワンホールディングス(株)は5月20日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には平山隆幸弁護士(平山隆幸法律事務所)が選任された。
グラス・ワンホールディングスは、本年3月に債権者申立により破産開始決定を受けたグラス・ワン・テクノロジー(株)を中核とするグラス・ワングループの1社であり、平成26年4月にグラス・ワングループが買収した(株)ユタカ電機製作所(2月18日民事再生法申請)の100%持株会社として機能していた。
しかし、グラス・ワン・テクノロジーの資金繰り悪化から2月18日に事業を停止し、同日にはユタカ電機製作所も民事再生法の適用を申請するなど、グループの混乱が表面化。その後、債務整理のため今回の措置となった。
東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると負債総額は約20億円で、今後の調査により変動する可能性がある。