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農林漁業成長産業化ファンド、東海三県第1号出資案件の出資先を決定

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(株)十六銀行【8356】と十六リース(株)が(株)農林漁業成長産業化支援機構と共同で設立した6次産業化を支援する地域ファンド『じゅうろく六次産業化ファンド投資事業有限責任組合』(以下「じゅうろく六次産業化ファンド」)は、「(株)マンナン工房ひだ」に対し、第1号案件として出資を行うことを決定したと発表した。

マンナン工房ひだは、岐阜県下呂市に所在を置き、「冷凍後に解凍しても食感を損なわず、低カロリー食材として冷凍食品に混入できる冷凍用こんにゃくの製造販売」や「規格外の飛騨産野菜を活用した野菜ペースト入りこんにゃく(主に刺身こんにゃく)の製造販売」を行う。

農業者向け融資の提供、6次産業化・農商工連携への取組支援、フーズマッチングフェア開催による新たな販路開拓支援、植物工場の提案といった、異業種からの参入支援に注力しているじゅうろく六次産業化ファンドは、下呂市近郊を含む飛騨地域のこんにゃく芋の農地・生産拡大、農家の所得向上、雇用創出を目指す株式会社マンナン工房ひだに対し、25百万円の出資を行う。出資時期は、平成27年6月下旬を予定。

■『じゅうろく六次産業化ファンド』の概要
ファンド名称:じゅうろく六次産業化ファンド投資事業有限責任組合
ファンド存続期間:平成40年12月31日まで
無限責任組合員:十六リース
有限責任組合員:十六銀行、農林漁業成長産業化支援機構
ファンド総枠:5億円
出資対象事業者:農林漁業者の主体性が確保され、6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定を取得する事業者