福井信用金庫、武生信用金庫と合併へ

福井信用金庫は、武生信用金庫との間で、平成28年2月を目処として、対等合併することで合意したと発表した。今後、順次所定の合併手続きを進めるとしている。

金融機関を取り巻く環境は一段と厳しさを増しており、信用金庫がこれからも地域において信頼され貢献できる金融機関であり続けるためには、地域密着の姿勢を一段と強めるとともに、資産の健全性と収益力の向上を図り、強固な経営基盤を構築することが不可欠であるとし、時代の変化を踏まえ将来を見据えると、個々に様々な経営課題に対応していくよりも、同じ経営理念、目的を持つ両金庫が志を一つにして英知を結集することが、地域の活性化と発展により多く資するものになるとの認識のもと、今回の合併合意に至った。

合併後は、生産性の向上を図り、収益体質を一層強化することや信用リスクをはじめとする各種リスクの統合管理の高度化を図り営業基盤と経営体質の一層の強化を目指す。