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日立パワーソリューションズ、タイに合弁会社を設立 サービス事業の拡大を目指す

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(株)日立パワーソリューションズは、(株)三興のグループ会社である三興コントロール(株)とタイ現地法人であるSANKO INDUSTRIAL SOLUTIONS CO., LTD.(以下「SIS」)とで、タイに小規模発電事業者向けの保守サービスやコンサルティングを行う合弁会社を設立すると発表した。合弁会社の出資比率は、SIS51%、三興コントロール9%、日立パワーソリューションズ40%となる予定で、2015年6月に会社設立予定。

三興グループは、主に製造プラントや火力・原子力発電プラント、ビル設備における計装・電気・配管などのエンジニアリングを中心に国内外で多くの実績を有している。一方、日立パワーソリューションズは、発電プラントや生産設備などの長期保守において豊富なノウハウと経験をもち、トータルでの保守サービスの提供を行っている。
また、両社は、これまで発電プラントを中心にパートナーとして30年以上の協力関係にあり、2011年にはフィリピンに保守サービスを行う合弁会社を設立した経緯を持つ。

タイにおいては電力事業の自由化が進んでおり、中小規模発電設備への投資が数多く計画されているという。両社は、得意技術を融合させ、発電プラントとその保守サービスに関する事業の拡大を目指す。

また、タイおよびその周辺地域の小規模発電事業者や産業用の自家発電設備を持つ企業向けに、発電プラントの電気・計装・制御設備の保守サービスを提供し、今後ニーズが見込まれる省エネルギー関連設備の導入についても、顧客の課題解決型ソリューションであるコンサルティング事業の展開を図るとしている。