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日本製紙(3863)、中国の段ボール原紙製造メーカーと業務提携解消および株式売却

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日本製紙(株)【3863】は、中国の段ボール原紙製造メーカーである理文造紙有限公司(以下「L&M社」)との業務提携解消およびL&M社株式の売却について決定したと発表した。

日本製紙保有のL&M社株式に対し、L&M社の創業家一族より購入の意向があったため、保有株式の一部である3億1750万株(6.83%)を対象とする売買契約を締結し、12億70百万香港ドルで売却を行った。

日本製紙はL&M社との間で、平成22年に業務提携および株式取得を行い、L&M社が事業規模を拡大し、2014年12月期決算では過去最高の連結売上高を記録するなど、順調に顕現されてきた。しかしながら、L&M社側は、今後のさらなる発展のためには創業家一族によるガバナンスの集中化が重要であるとの意向を示し、また日本製紙側も、グローバルな総合バイオマス企業として、事業構造転換に向けた経営資源の配分見直しや人材を含む限られた経営資源を有効活用する必要性があると判断し、両社合意の上、業務提携解消と株式売却に至った。